私たちの身の回りには空気があり、酸素があります。通常、火などを使い調理をするということは、酸化させることにつながります。酸化させることで、美味しく食べることができるものもありますが、そのほとんどは、酸化=劣化(老化)することになります。
食品製造において、通常、酸化防止剤や脱酸素剤が当然のように使用されていることを考えると、食品の品質保持・保存の観点からも、酸化させないことが良いといえると思います。
非酸化食品とは、製造過程において、酸素がない状態で加工(無酸化調理*1)した食品を指します。調理方法には、焙煎、焼く、蒸す、揚げる、干す、濃縮、膨潤させるなどの加工があります。
食材の持つ豊富な栄養素やミネラルを劣化させず、素材の持ち味を可能な限り引き出すことで、良質な食品を生み出し、人々の健康に貢献できるのが「非酸化食品」といえます。
無酸化調理のメリット
・ 素材の成分を劣化させない
・ 豊富なミネラルを含む
・ 野菜の旨味成分の増加や脱色抑制効果(色鮮やか)
・ 肉や魚など臭みの低減、柔らかさ、瑞々しさ、冷めても固くなりにくい
・ 無添加で保存期間を延長
*1 株)ビタルエリス研究所の開発した特殊技術(国際特許取得済み)
約80種の「ミネラル」成分を多く含有した珪藻土を原料にした「セラミックス」から水素水を生成し、ハイドロエンジンで「水素水過熱蒸気」を作り加熱調理や焼成器などのシステム炉内へ供給放出。 調理機内は大きく膨張した過熱蒸気により空気は追い出され、還元空間となり、無酸化調理を実現しています。 更に、多くのミネラルを含む高温の水素水過熱蒸気は、調理機内のステンレスと電気振動など様々な相乗効果で「Nano」化された「水素水過熱蒸気」となり、研究が追いつかないほどの効果的な現象も確認されています。この技術は、まさに次世代の調理方法として注目を集めています。